|作品紹介|

解説文・亀井三千代


 

薔薇景魔法盤

「薔薇景魔法盤」


今回の展覧会「宇宙の原形、人体のうちとそとを描く」では
円というかたちを生命の根源を表す記号として用いています。
この「薔薇景魔法盤」では医学書でよく使用される
身体の断面図をもとに制作し、円装しました。
肋骨の内側には肺のイメージ、
中央の心臓の代わりに薔薇を添え、
種を超えた人と花の魔法のような共存を描きました。


イメージサイズ:直径28.8cm

水彩、洋紙

2023年

55,000円(額付税込)

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landscape


「landscape」


色彩は光でありエネルギーだと考えています。
美しい岩絵の具は鑑賞者に向かって
エネルギーを発しているように思います。
その岩絵の具で描いたこの作品は
「身体風景」というキーワードを軸に制作しました。
モチーフは春画の姿勢を取り入れていますが
全体として空間が感じられるような作品を目指しています。


イメージサイズ:41×41cm

墨、岩絵の具、膠、和紙

2021年

107,800円(額付税込)

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ブルーアイズ
 

「ブルーアイズ」


展覧会「宇宙の原形、人体のうちとそとを描く」の
大切なキーワード「身体の曼荼羅」から
着想を得て描いた小さな青い身体曼荼羅図です。


イメージサイズ:18×18cm

墨、岩絵の具、膠、和紙

2023年

53,900円(額付税込)

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風の血

 

「風の血」


「薔薇景魔法盤」と対をなす作品。
「薔薇景魔法盤」が断面図なら
この「風の血」は正面から心臓を見た作品。
心臓の位置には同じく薔薇を添えました。
実際の解剖体の素描を元に制作しました。

イメージサイズ:直径28.8cm

水彩、洋紙

2023年

55,000円 (額付税込)

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SKY


「sky」


「landscape」と同様に、色彩豊かな世界を目指しました。
生命の根源を表す円形の組み合わせを用い、
複雑な風景に見立てました。
どこまでも続く青空を眺めるように
この作品をご覧頂けましたら幸いです。

イメージサイズ:45.5×45.5cm

墨、岩絵の具、膠、和紙

2021年    

118,800円(額付税込)

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brahman


「brahman」


「ブラフマン」とは古代インド哲学の宇宙の根本原理、
宇宙の源の意味。
私たち一人一人の命の不思議を思う時、
その謎がすなわちブラフマンに通じるのではないか
と考え制作しました。
天然の群青や、見る角度によって反射する絵具を使い、
美しくて強大な存在をイメージしました。

イメージサイズ:60.6 x 45.5cm

墨、岩絵の具、膠、和紙

2021年

145,200円(額付税込)

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Botany


「Botany」


花がねじれながら開花するように、
人の内臓もねじれながら伸び出します。
その回旋運動(渦)を軸にしたエロスの世界です。

イメージサイズ:33.3×33.3cm

墨、朱墨、和紙

2023年(加筆)

82,500円(額付税込)

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RING

 

「RING」


展覧会「宇宙の原形、人体のうちとそとを描く」の
制作の発端となった構図です。
骨盤を内側から覗いた図を円形の身体曼荼羅図に見立て、
また開花した花にも見えるよう描きました。

イメージサイズ:80.3×80.3cm

墨、朱墨、和紙

2023年

257,400円
(木製パネル貼り、額なし、紐付き 税込)

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太陽
 

「太陽」


人の手には不思議な温かみがあると思います。
旋回する沢山の手や指から「エネルギー」が発散される様を
描きたいと思いました。
それはまるで全ての命の源である太陽のようであり、
同時に命の生まれ落ちる女性の身体のようでもあります。

イメージサイズ:80.3×80.3cm

墨、岩絵の具、膠、和紙

2021年

257,400円
(木製パネル貼り、額なし、紐付き 税込)

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イコン

 

「イコン」


小さな肖像画のようにも見えるこの作品は愛おしく、
かつてキリスト教の信者たちが
神々の小さな絵を寝室に置きキスをし、
祈りを捧げたというイコンの話を思い出し、
このタイトルを付けました。
そのような作品であって欲しいと願っています。

イメージサイズ:22.7×15.8cm

墨、金箔、和紙

2023年(加筆)

55,000円(額付税込)

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亀井 三千代 / Michiyo Kamei

<略歴> 

神奈川県 在住  1966年 東京生まれ

慶應義塾大学文学部哲学科卒業

東京医科歯科大学臨床解剖学講座専攻生

 

2005 第31回人人展(東京都美術館 以降毎年)

2007 第26回損保ジャパン美術財団選抜奨励展 (SOMPO美術館 東京 ’11も)

2008 『胸部の地図帳』佐藤達夫著・講談社 解剖イラスト約300点を担当

2012 座の会(O美術館 東京 以降毎年) Art colours vol.1 春色の墨(パークホテル東京 ‘13も)

2015 日本水墨画大賞展2015・準大賞受賞(大阪)

2016『アナムネシスの光芒へ』相馬俊樹著・芸術新聞社 P.20-31掲載

2017「ブレイク前夜#65」BS フジ/You Tube

2018 Exposition d’oeuvres(Galerie Andre & Léon フランス‘19も)

2020 個展「カルマフリー」(羽黒洞木村東介 東京 ’09,’11,‘17も)

2021 肉体と魂 共生のリズム 亀井 三千代 謝敷 ゆうり展(ワイアートギャラリー)

2022 第45回人人 展、第11回座の会 展『座2022』 

     個展 フランス・パリ Galerie SATELLIT

     個展 「いのちを繋ぐ 生と性と死」(ワイアートギャラリー)

2023 第46回人人展、第12回座の会 展『座2023』、「異彩の王道」不忍画廊 (東京)

   個展「宇宙の原形、人体のうちとそとを描く」(ワイアートギャラリー)

その他 展覧会多数

     

論文または著書など

「解剖図と春画−身体風景を求めて−」、『詩と思想』9月号 ”特集ジェンダー”(土曜美術社出版販売)

<かたち>として解剖画を描く―三木成夫『生命形態の自然誌』とともに、『形の文化研究』vol.16、P.13-22、形の文化会、2022年

 

 

 

|これまでに開催した企画展|



宇宙の原形、人体のうちとそとを描く
亀井三千代 展


2023年12月8日(金)- 12月21日(木)
展覧会特設ページはこちら





いのちを繋ぐ 生と性と死
亀井 三千代 展


2022年9月21日(水)〜9月27日(火)
展覧会特設ページはこちら


亀井三千代謝敷ゆうり展

肉体と魂 共生のリズム
亀井 三千代 謝敷 ゆうり 展


2021年 11月18日(木)〜12月4日(土)
展覧会特設ページはこちら



亀井 三千代

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