アルフォンス・イノウエ
限定制作ジクレー版画


ワイアートギャラリーでの企画展「春の女神展 2021」(2021年 1月14日〜1月30日に開催)のためにアルフォンス・イノウエ先生が制作してくださった新作鉛筆・水彩画をもとに、アルフォンス・イノウエ先生の監修で長期保存に耐えうる高品質の版画を3部限定で制作いたしました。
用紙はすべて「アーカイバルMAX365g」を使用しています。
長期保存用に徹底的にこだわり、100%コットン、中性、漂白剤不使用などの特徴があります。
厚みも365gという業界では最も重い(厚い)コットン用紙で日本の湿度変化に対しても 大変適した用紙となっています。



クリスタベル26 ジクレー版画作品
 

アルフォンス・イノウエ
限定制作ジクレー版画
「クリスタベル (26) Christabel」
*額装品


エディション:限定3部のうち3/3
作家直筆サイン入り
イメージサイズ:372×318mm
額外寸:567×508mm
技法:ジクレー
制作年:2020年

 

「クリスタベル」概要
遠い中世期のことである。何処の国であるか、明らかではないが、恐らくはイギリスの或る山間の古城の周囲の深い森の中である。寒い夜空に満月が輝いている。クリスタベル姫は城をひそかに脱け出て、遠くにいる恋人の騎士のために一心に祈っている。もう十二時である。風ひとつない静かな森である。すると近くに女の呻き声が聞こえる。近寄れば、山賊に襲われた一人の高貴な姫が、見るも哀れな姿で倒れているのである。クリスタベル姫は彼女を自分の城へ連れ帰り、親切に種々慰める。だがこのあでやかな姫は実は邪悪の系譜をつぐ蛇女、純潔なクリスタベル姫を汚し、さらにその魔力を父リオライン卿にまでおよぼす「宿命の女(ファムファタル)」であった。気がついた時には既におそく、クリスタベル姫はその魔法のために、この蛇姫ジェラルダインのことについては何も言えなくなっていた。クリスタベル姫の面前でジェラルダインは、自分の身の上を語る。そして彼女の父ローランド卿こそ、クリスタベル姫の父の無二の親友であった。父親同士はもう長い間交際を断っていたのだ。姫の父は一時に昔の親友が恋しくなった。そこで使者をやって、ジェラルダイン姫の無事を告げ、過去を水に流して再び旧交を暖めたいと申し出るのである。「クリスタベル」は679行で、未完のまま、ここで終わり、この蛇がどんな邪悪を天使の如きクリスタベル姫に及ぼすのか、又ローランド卿とリオライン卿とはどうなるかという物語りの興味はすべて読者の想像に委せられている。


『アルフォンス・イノウエ ワークス カタログ・レゾネ』
レイミア プレス刊 より

 

「クリスタベル (26) Christabel」
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「スピリット(5) -T.ゴーティエへ-」
 

アルフォンス・イノウエ 限定制作ジクレー版画
「スピリット(5) -T.ゴーティエへ-」
*額装品


エディション:限定3部のうち2/3
作家直筆サイン入り
イメージサイズ:321×205mm
額外寸:516×395mm
技法:ジクレー
制作年:2020年



 

アルフォンス イノウエさんは版画作品でテオフィル・ゴーティエの小説スピリットより
1980年代の終わり頃迄に3点の版画を制作している。
2020年暮れに、おなじく小説スピリットより
鉛筆画に水彩で着色した作品を作家保存用に描いた。
このスピリット(5)はそれを原画として限定3部で制作した貴重なジークレー版画。

この小説は、霊界に永遠の愛の結びつきをみる、最もロマン派的な幻想小説として
A.P.ド・マンディアルグも賞賛している。 


 

『スピリット Spirite』
テオフィル ゴーチエ 著 田辺 貞之 訳
沖積社 1986年9月 発行

霊界に永遠の愛の結晶を見る、最もロマン派的な幻想小説。A.P.ド マンディアルグはゴーチエの作品中一編をと言われると「スピリット」を選ぶと断言している。初期には画家志望であったゴーチエの小説は、ピクチャレスク小説と言ってもよく、描きたいイメージが彷彿として浮かび上がるところが多い。依頼されたものではないのにこの小説に触発され、時期も疎らだが数点制作したもの。 


『アルフォンス・イノウエ ワークス カタログ・レゾネ』
レイミア プレス刊 より



「スピリット(5) -T.ゴーティエへ-」
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石の記憶3


アルフォンス・イノウエ 限定制作ジクレー版画
「石の記憶 (3)」
*額装品


 

エディション:限定3部のうち3/3
作家直筆サイン入り
イメージサイズ:371×143mm
額外寸:566×334mm
技法:ジクレー
制作年:2020年
  




「石の記憶 (3)」
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