風景がうたう木版画
近藤 幸・渡辺 裕司展


2023年4月21日(金)〜29日(土)
11:00-19:00
(最終日は17:00まで)
日・月休廊

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いつかどこかで見たはずの
懐かしい空や川や森の姿は
曖昧でぼんやりとした大気をまとう

目まぐるしい日常に紛れ薄れていく感性を呼び覚ます、
風景のきらめき。

雲や雨や光が育む水の循環の中で生かされていることに
人は安堵する。

 

 
木版画で注目される作品を制作してきた二人のベテラン作家の風景作品を中心に50点余を展示します。
渡辺 裕司さんは浮世絵伝統の木版技法を50年余極められ、
近年は1枚の版木を少しづつ彫っては異なる色の絵具を載せて摺ってゆく彫り進み木版技法をも加え、
多色木版の真髄であるさらに色数の多い稀少な作品を制作しています。
近藤 幸さんは鳴門教育大学大学院「版画研究室」修了後、この20年間、山や森・海や川が大気に包まれ宇宙全体が調和し歌うような世界を木版画で表現してきました。
多色摺木版の上に、独自で工夫を重ねた雲母摺りやゴマ摺りを使い自然の変化を追求しています。


|作品紹介|


月映


近藤 幸 木版画

「月映」

43×60cm
ed.10




雨後の夕


近藤 幸 木版画
 
「雨後の夕」

20×28cm
ed.30




波の唱


近藤 幸 木版画

『波の唱』

20×28cm
ed.30




月をわたる


近藤 幸 木版画

『月をわたる』

22.5×18cm
ed.30




hope
 

近藤 幸 木版画

『hope』

10×10cm
ed.50




promise
 

近藤 幸 木版画

『promise』

10×10cm
ed.50


 

釧路湿原1
 

渡辺 裕司 木版画

「釧路湿原 - 1」

214×411mm
ed.45





湯の湖雨情

渡辺 裕司 木版画

「湯ノ湖雨情」

100×260mm
ed.50




尾瀬夏
 

渡辺 裕司 木版画

「尾瀬(夏)」

100×260mm
ed.43




朝日


渡辺 裕司 木版画

「朝日」

210×410mm
ed.20




浅間山盛夏


渡辺 裕司 木版画

「浅間山 (盛夏)」

100×260mm
ed.60

 


星の中禅寺湖


渡辺 裕司 木版画

「星の中禅寺湖」

100×260mm
ed.56



 
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