野嶋革展DM


ー近すぎて視えないー
野嶋 革 銅版画 展

2022.9.6(火)-9.17(土)
11:00-19:00
(最終日は17:00迄 日・月休廊)
作家在廊日 9/6・9/9・9/10・9/17

出展作品はこのページ下部に掲載
画像をクリックしてご覧願います。



日常の生活の中で、ふと目についた花や落ち葉を手に取ってじっくり観ると、 その構造やフォルム、色に目が惹かれることがあります。
これまでも自然というものに向き合い、風景とは何か、どう対話してきたかを、 その変化を版画表現で試みてきました。
今は、より自身を取り巻く身の回りの対象物や光景に着目し、
それらと向き合った時の、自身の内側の変化等に目を向けたものになってきています。
今回の展覧会では、対象物や光景と自身との関係性をテーマに、 これまでのモノトーンの作品と併せて、近年取り組んでいる柔らかく色彩を帯びた新たなシリーズで構成しました。

野嶋 革



野嶋 革の銅版画は写実を超えた奥深さで、人間と自然の関係をあらためて問うてきた。
制作はメゾチントの基本に忠実であるが、思ったイメージを表現するために 繊細な作業を積み重ね絶えず変化してきた。アクアチントで版の全面を腐食して黒くした後、光らせたい部分を微小なスチールウールで磨いていく。また部分に腐蝕液の水滴を落としたり、 筆を使うなど、トーンの諧調変化やにじみの表現などを追求。 森や蓮、滝や小川、闇に燃える炎など、その場の光や空気の移ろいに没入して大作から手にとって見るような小品まで版画作品を多数制作してきた。
この度は日常の生活の中で、ふと目についた花や落ち葉を手に取ってじっくり観め、その構造やフォルムや色に注視し描くことにした。
これまでも自然というものに向き合い、風景とは何か、どう対話してきたか、その変化を版画表現で試みてきたが、今回はより“自身を取り巻く(身の回り)”の対象物や光景に着目し、それらと向き合った時の、自身の内側の変化等に目を向けたものになってきている。
今展では対象物や光景と自身との関係性をテーマに、これまでのモノトーンの作品と併せて、近年取り組んでいる色を取り入れたシリーズを取り入れた構成にしました。
版画作品約30点を展示します。

Yart gallery


野嶋 革 / Arata Nojima 
(略歴)
1982年  滋賀県生まれ
2006年  京都市立芸術大学 美術学部 版画専攻 卒業
2008年  京都市立芸術大学大学院 美術研究科 版画専攻 修了
2013年  東京芸術大学大学院 美術研究科 版画専攻 修了
各地で個展、グループ展開催多数
2014-2019 京都精華大学 デザイン学部 ビジュアルデザイン学科 特任講師
2020.4- 近畿大学芸術学科造形芸術専攻 特任講師

(主な受賞)
2008年 京展2008 版画部門 京展賞 京都市美術館 
2008年 第4回山本鼎版画大賞展 優秀賞 上田創造館 
2010年 第78回版画展 日本版画協会賞 京都市美術館 
2011年 第5回山本鼎版画大賞展 優秀賞 上田創造館 
2012年 第80回版画展 記念賞 東京都美術館 
2014年 第82回版画展 準会員佳作賞
2015年 第6回山本鼎版画大賞展 優秀賞 サントミューゼ
2015年 第60回CWAJ現代版画展 特別賞 東京アメリカンクラブ

野嶋 革

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