70にして惑っている
こうだったらいいのになあ、
ずっとそれを形にしてきた
でも 世界は反比例するみたいに
こうなってはいけない方へと
近づいていく
出せない答えを抱いたまま、
それでも残そうとする
古希を迎えた今の私のすべて 

可南 


 


「ゼンマイ仕掛けの永遠」

絵画作品とつちびと



コノセカイノ エガキカタ
可南  つちびと展より

作品紹介




つちびと

「ゼンマイ仕掛けの永遠」



途切れたら

また誰かが ネジを巻く

そんなことの繰り返し




幅11×奥行14×高さ24cm

88,000円(税込)



 

ゼンマイ仕掛けの永遠

絵画作品

「ゼンマイ仕掛けの永遠」
 

途切れたら  また誰かが ネジを巻く


アクリルガッシュ・水彩色鉛筆・パネル
27×19cm

33,000円(税込)



 





どのいのちも尊く あたたかい

 

命を拾う

命を送る




命を 拾う

命を 送る

それは 対のことなのだと思う
 

生まれてくること

死んでいくこと

きっと…それも対なのだ






命を拾う

つちびと

「命を拾う」


幅23×奥行17×高さ20cm

88,000円(税込)






命を送る


つちびと

「命を送る」


幅25×奥行15×高さ19cm

88,000円(税込)








絵画作品

「いのちを拾う」

 

守ることは

守られていること

 

アクリルガッシュ・水彩色鉛筆・パネル
27×27cm

37,000円(税込)



 





花にこめられた祈り



やさしい花

つちびと

「やさしい花」
 

どんな今でも

  あなたも私も 一輪の花なのです



幅20×奥行23×高さ12cm

79,200円(税込)

 




非戦の花


非戦の花藤色

つちびと

「非戦の花(藤色)」
 

花は 咲く

何も 奪わず

誰も 殺さず



幅10×奥行8×高さ18cm


50,600円(税込)





非戦の花 黄色

つちびと

「非戦の花(黄色)」

 

ひとひら 咲いた

ふたひら 咲いた

そして

いつしか・・・



幅8×奥行7×高さ15cm

50,600円(税込)












会場では
「非戦の木」の大きなつちびとを囲むように
「非戦の花」の作品を展示


 




はっぱ天使

つちびと

「はっぱ天使」

天使・幅15×奥行11×高さ13cm

葉・幅26×奥行16×高さ3cm


80,300円(税込)





はなびら天使

つちびと

「はなびら天使」

 

天使・幅15×奥行12×高さ13cm

花・幅18×奥行18×高さ4cm


80,300円(税込)

 





祈りの種 大

つちびと

「祈りの種(大)」
 

タネ・幅10×奥行11×高さ11cm

ハス・幅18×奥行18×高さ2cm



42,900円(税込)






祈りの種 小

つちびと

「祈りの種(小)」

 

タネ・幅9×奥行9×高さ11cm

ハス・幅18×奥行17×高さ1.5cm


40,700円(税込)

 



コノセカイノ エガキカタ
可南 つちびと展


2023年11月2日(木)-11月11日(土)
ワイアートギャラリー

会場風景



可南展展示風景



会場外からひき




掲載作品詳細や、お求めは
ワイアートギャラリーまで
お問い合わせください

(TEL 06-6311-5380)


 


陶の人形「つちびと」を制作する 可南  (かなん) さんは土と出会って今年で30年余になります。

信楽の赤土の塊を、イメージした形に土をこねて導きだし、
石で全体を優しく叩きながら繊細な人物や動物たちを創造しています。

化粧泥を施してから乾燥させたのち素焼きし、絵付けは、色数を抑え、塗る顔料の濃度や回数の変化のみで濃淡をつけます。
その後、 薄い萩釉をかけ窯で1250度に焼成して完成させています。


つちびとの創作のテーマは、命の尊さ、平和の大切さ。そして、試練を乗り越える人々が持つ強さと優しさ。

重く、ともすれば薄っぺらになってしまうテーマをつちびとはさらりと謳う。
あくまでもさりげなく、おだやかに。

陶人形ではなく「つちびと」と呼んでいるのは、人の外形ではなく「心の中身」を創りたいと思っているから。

命の愛おしさやぬくもりなど、目には見えないものを見えるかたちに、誰一人として同じ人間がいないように、「つちびと」も、唯一無二の存在として、誰かに寄り添えるものになれればと願って制作しています。



陶造形作家 可南(KANAN)

1953年
大阪市生まれ 現・大阪府下在住
1987年
陶芸と出会い、器を中心に制作を始める
10年後に自ら「つちびと」と名付けた陶人形作りに専念する
1998年
初出展した作品が岸和田市文化協会会長賞を受賞
2002年
家庭画報大賞審査員特別賞受賞
2006年
阪急三番街ウインドギャラリー(大阪・梅田)作品を特集する
2007年
マリア書房 瞳15号 別冊特集「陶造形の群像」に
現代陶芸作家12名の一人に選ばれる
2017年
作品集 「泥の水へとかかる虹」を出版 

2003年〜現在
企画展に全力を注ぎ、年2、3回のペースで個展を開催
大阪・ワイアートギャラリー、ぎゃらりいホンダ、
ブリコラージュ、
神戸・大丸神戸店、 東京・丸善丸の内本店、
斎理屋敷、御茶ノ水ソラシティ「Gallery蔵」など 

ワイアートギャラリーでは2010年より
今回で12回目のつちびと展を開催


作家ブログ 『命のかたち心のかたち』は
こちらからご覧頂けます

 
 

 

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