小池結衣 銅版画 『In paradism』*シート

38,500円(内税)

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小池結衣 銅版画作品 (メゾチント)

『In paradism』*シート
(インパラディスム/楽園にて)

イメージサイズ:355×260mm
用紙サイズ  :478×396mm
2025年制作 メゾチント

エディション:30
(お送りするエディションはお任せ願います。)

*作品シートのみの価格です。

レクイエム
小池結衣 メゾチント展 出展作品

2026年1月22日(木)〜31日(土)
*作品のお届けは展覧会 会期終了後一週間程度お時間をいただきます。

ガブリエル・フォーレのレクイエムをテーマに
新シリーズ7作品を制作しました。
永遠を包み込むような静謐な空間へお越しください。
メゾチント作品40点を展示します。

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長く念頭にはあったものの、私自身の音楽に対する知識、見識の欠如を思って先延ばしにしていた、ガブリエル・フォーレの「レクイエム」をテーマに作品を制作しました。
レクイエムは日本語で「鎮魂歌」と訳されることが多く、私自身そのように思っていたのですが、それは教理的には誤りであるようで、レクイエムとはキリスト教において、死者のためのミサの儀式であり、死者の罪を赦し、地獄の責め苦に遭わせることなく、天国へ導いてもらうよう神に祈るためのもので、つまりそれは死者に向けられたものではなく、神に向けられたもののようです。
「エルサレム」の語は、特定の地名というより楽園の代名詞として使用されるようですが、最後の曲でその語が「楽園」として歌われるのを聞くと、クリスチャンではない現代の私には、やはりどうしてもディアスポラとしてのユダヤ、そのホロコーストを最悪の例とする迫害の歴史が求めた約束の地、そしてさらには翻ってその歴史の直線上に位置する現在のパレスチナ、ガザの現状についてまで連想させられ、またさらに分断が進み、所を選ばず新たな争いの生まれ続ける今日、やはり天国も地獄もこの世にしか存在しないと思えてなりません。
こんな風で、結局ミサや楽曲への理解というよりは、現代に生きる非クリスチャンの自分自身としての理解で制作するよりほかに術はないと改めて思った次第です。
私自身がこの曲に強く惹かれるように、必ずしもクリスチャン人口が多くなく、ミサについて理解するわけでもない日本において、この曲にたいへん人気がある理由の一端が、フォーレ自身の言葉にも垣間見られるように思います。(小池 結衣)

私の「レクイエム」…は、死に対する恐怖感を表現したものではないと言われており、中にはこの曲を死の子守歌と呼んだ人もいた。しかし私には死はそのように感じられるのであり、それは苦しみと言うよりもむしろ永遠の至福と喜びに満ちた解放感にほかならない。…恐らく本能的に慣習から逃れようと試みたのであり、長い間画一的な葬儀のオルガン伴奏をつとめた結果がここに現れている。私はうんざりして何かほかのことをしてみたかったのだ。(大谷千正氏訳)

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小池 結衣 / Yui Koike
京都府京都市生まれ
京都市立銅駝美術工芸高等学校日本画科卒業
1998年 油彩画をはじめる
2008年 銅版画をはじめる
神戸、京都、大阪、東京、名古屋で個展やグループ展を多数開催

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