浅野 信二 個展

 

2025年10月2日(木)〜10月11日(土)
ワイアートギャラリー

11時〜19時 最終日17時まで

日・月休廊

作家在廊日 : 10月8日(水)

 

(作品の販売方法につきまして)

会期前半は抽選販売となります。
当選されたお客様には10月7日(火)に
メールもしくはお電話にてご連絡いたしました。

10月8日(水)以降は店頭及びオンラインショップで
作品を通常販売いたします。

 




「 FRAGILE(こわれもの)ー世界の儚さについて」

最近は、以前から主題としていた、
過ぎ去り失われたものたちの、
《情景としての世界の再構成》をさらに進め、
そこにある事物としての個々の“存在“ではなく、
雲や霧、雨や風、様々な音、響き…等々、
一見捉えどころのない“現象“を通して、
人間の営為を含め森羅万象、世界を、
いかに形にするのかを模索している。
一瞬一瞬で移ろい変容し、
消え去ってゆく儚い形象(イメージ)たち。
だが果たして、そうではないものなど
この世にあり得たのだろうか。
人が不死や永遠性、不変の存在に憧れるのは、
そんなものがあったためしなど無かったからかも知れない。 


浅野 信二


 


 

浅野 信二 / Shinji Asano

[略歴]

1966年横浜に生まれる。

1975年より黒木邦彦氏に師事、

デッサンや油彩画など絵画技術の最初の手解きを受ける。

1986年Wiener malschuleにて油彩とテンペラによる

古典混合技法を坂下広吉、Mareile Onodera両氏に学ぶ。

1991年多摩美術大学卒業。

以後主に日本、ヨーロッパのギャラリー等で発表を続ける。

 

[展覧会]

1995「Memorabilia−骰子の測量−」

個展  銀座:青木画廊

1997「浅野信二作品展−別の鋳型−」

個展  池袋:東武百貨店アートサロン

1999「anonymous-名指されぬ物-」

個展  銀座:青木画廊

1999「浅野信二作品展」

個展  池袋:東武百貨店美術画廊

2005「Cenotaph-浅野信二作品展」

銀座:青木画廊

2007「浅野信二作品展」

高輪:啓祐堂ギャラリー

2015「La-Bas 彼方 浅野信二展」

個展 銀座:青木画廊

2025「 FRAGILE - 世界の儚さについて  浅野 信二 個展」

大阪:ワイアートギャラリー

 

その他、アートフェスティバル、

グループ展等多数

 



|作品|


厄災の天使

 

1.「災厄の天使 Angel of Catastrophe」

M40号(652×1000mm)

カンバス・油彩 

2025年

SOLD OUT

 

ずっと以前、庭で空を眺めていたときに、
雲の隙間から差した陽光が巨大な天使の姿に見え、
その現象がまさに人知を超えた存在の証のように感じ、
とても強い印象を受けいつまでも頭から離れなかった。
暫く経って絵に描いてみようと思い、
苦労しながら油彩の小品に仕立てた。
その後、もう少し構想を膨らませて描きたくなり、
徐々にサイズを大きくしながら
これまで何度も描き続けているもの。
それまでも「人の営み、文明を打ち据え、滅ぼす天使」という、
バベルの神話のようなことを考えて描いてきたが、
今回はより直截にヨハネ黙示録を参照して構成した。
七人の御使いによる七つの災厄(16-17章)。

 

A01額装

額装
額外寸:735×1085mm




レテを超えて


2.「レテを越えて Across the Lethe」

M12号(410×606mm)

カンバス・油彩

2025年

 

以前「散りゆく者たちの故郷」と題して
水彩で描いたものをアップデートした作品。
ある夕暮れの散歩の際、
鮮やかに夕日に赤く染まった雲を見て、
天上界が可視化したかの如き、
さながら死者たちの大合唱が聞こえてくるような
賑やかさを感じ、
そこに*ツェランの詩の一節が重なるように思え、着想したもの。
真直に天に伸びるヤコブの梯子を登っていく、
災禍の犠牲となった無数の魂たちへの鎮魂として。

*“僕らは宙に墓を掘るそこなら寝るのに狭くない”
(P・ツェラン『死のフーガ』飯吉光夫訳)

レテ(Lethe)はギリシア神話にある、
冥界を流れる川で、忘却を意味する。
その水を飲むと現世の記憶を失うとされる。

 


A02額装

額装
額外寸:553×748mm








夢の飛沫

 

3.「夢の泡沫 An ephemeral dreamscape」

M4号(190×333mm)

カンバス・油彩

2025年

SOLD OUT

 

スコットランド旅行の追想。
気の遠くなるほど永い時を過ごしてきた修道院の廃墟。
歴史を見つめ続けたその壁が夢みた幻影として。

 


A03額装

額装
額外寸:303×445mm








rocky


4.「Rockaby」

SM(227×158mm)

カンバス・油彩

2025年

SOLD OUT

 

タイトルはS・ベケットの戯曲から。
マザーグースの子守唄「Rock a bye Baby」の揺り籠と、
老人の座るロッキングチェアのイメージが重なり、
誕生と死の隣接した関係を示す。
 

 


A04額装

額装
額外寸:356×287mm







 

雷の言ったこと

 

5.「雷の言ったこと  What the thunder said」

F6号(410×318mm)

カンバス・油彩

2025年

SOLD OUT

 

タイトルはE・S・エリオット「荒地」から。
世界終焉の一情景。
雪に埋もれた線路はビルケナウ収容所の引込線。

 




A05額装

額装
額外寸:538×446mm







 

Inertia


6.「Inertia」

F4号(333×242mm)

カンバス・油彩 2025年

SOLD OUT

 

サーカスをテーマに描いたドローイングを油彩にしたもの。
慣性と重力の均衡を危うくする一滴。
 




額装
額外寸:460×370mm









hope


7.「Hope」

SM(158×227mm)

カンバス・油彩

2025年

SOLD OUT




A07額装

額装
額外寸:287×355mm








浄夜


8.「浄夜」

サイズ:250×168mm

板・油彩

2006年



 

A08額装

額装
額外寸:360×280mm








泡の影



9.「泡の影」

F15号(652×530mm)

カンバス・油彩

2009年







10.「Parhelion」

SM(158×227mm)

カンバス・油彩 

2025年




A10額装

額装
額外寸:287×355mm









ある戦いの記録
 

11.「ある戦いの記録」

260×170mm

和紙/柿渋、水墨

2025年





A11額装

額装
額外寸:396×307mm












風景習作A


12.「風景習作 A」

230×155mm

和紙/柿渋、没食子インク

2019年

SOLD OUT



 

風景習作A額装

額装
額外寸:350×290mm








風景習作B
 

13.「風景習作 B」

155×230mm

和紙/柿渋、没食子インク

2019年

SOLD OUT




風景習作B額装

額装
額外寸:290×350mm







風景習作C
 

14.「風景習作 C」

155×230mm

和紙/柿渋、没食子インク

2019年

SOLD OUT




風景習作C額装

額装
額外寸:290×350mm









15


「Titus Groan」
(「A World Away」連作1)


特別出展
(個人蔵・非売)


パネル/アクリル,油彩
A4(300×210mm)
2014年






16

「Gormenghast」
(「A World Away」連作2)


特別出展
(個人蔵・非売)


パネル/アクリル,油彩
A4(300×210mm)
2014年







「Titus Alone」
(「A World Away」連作3)


特別出展
(個人蔵・非売)


パネル/アクリル,油彩
A4(300×210mm)
2014年







「Titus Awakes」
(「A World Away」連作4)


特別出展
(個人蔵・非売)


パネル/アクリル,油彩
A4(300×210mm)
2014年









「Jeder Engel Ist...」

特別出展
(個人蔵・非売)


カンバス/油彩
F15号(530x652mm)
2021〜2023年



 
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