女性たちのシュルレアリスム 幻想に出逢えた
小川香織 篠塚はるみ 高田美苗 吉田然奈 展

 

2026年2月5日(木)〜2月14日(土)
ワイアートギャラリー

2月11日(祝日)と最終日は17:00まで
日曜日・月曜日は休廊 

出展作家
(50音順 敬称略)

小川香織
篠塚はるみ
高田美苗
吉田然奈 

 


小川 香織   Kaori Ogawa

 

埼玉県に生まれる
2001年  東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻入学
2005年  国立国語研究所卒業制作買い取り
東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2007年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻(油画)修了 

2008年 個展  小川香織展(gallery nike)
2012年 個展  小川香織展- 森、秘密、そして少女達 -(ぎゃらりー遊)
2014年 個展 - 少女譚 -(ギャラリーアートもりもと)
2016年 個展 - 少女幻影 -(ギャラリーアートもりもと)
2018年 個展 - Alice -(ギャラリーアートもりもと)
2021年 個展 - Utopia -(ギャラリーアートもりもと)
2023年 個展 - 夢うつつの物語 -(美晴花ギャラリア・ドス)
2024年 物語の表現展 第一章(ワイアートギャラリー)
鉛筆画展(日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊)
2025年  女性たちのシュルレアリスム-幻想に出逢えた
(ワイアートギャラリー)
小川香織個展-innocence-(みうらじろうギャラリー)
2026年  女性たちのシュルレアリスム-幻想に出逢えた
(ワイアートギャラリー)

グループ展多数 




ハミングバード

小川 香織

「ハミングバード」


紙・鉛筆
SM (227×158)


ハチドリの小さな羽音が、
少女の耳もとにだけ聞こえる。

時間をかけて育まれた真珠が、
そっと光を放つとき―― 
バラの花びらが開くのを感じる。

それは、
まだ名前のない愛が
胸の奥で花開く瞬間。

ハチドリが運ぶ幸運は、
優しい風のようなもの。


花は咲き、
香りは残り、
少女は微笑む。

永遠は、
こんなにも小さな羽ばたきから始まる。


Kaori Ogawa





dodos race

小川 香織

「The Dodo’s Race」

紙・色鉛筆・鉛筆・
水彩・アクリル絵の具

F12(500×606)

SOLD OUT

 

-The Dodo’s Race-

みんなは黙って待っていました。
ようやくドードーは言いました。
「みんなが1等だ。みんな賞がもらえます」

「でも、誰が賞をくれるの?」
みんなが声を合わせて聞きました。

「そりゃ、このお嬢さんに決まってます」
ドードーはアリスを指しました。
みんながあっという間にアリスの周りに集まって、
口々に「ご褒美!  褒美!」と叫びます。

アリスはどうしていいかわかりません。
「でも、このお嬢さんにもご褒美をあげなくてはいけませんね」
マウスが言いました。
「当然です」ドードーは重々しく答えて、
「ポケットの中には他に何か  おありかな?」
とアリスの方を向いて聞きました。
「指ぬきしかないわ」アリスは悲しそうに答えました。
「それを渡してください」とドードー。
それから、みんながもう一度アリスの周りに集まってきました。

ドードーは、「どうかこの美しい指ぬきをお受け取りください」
と言いながら、アリスにものものしく指ぬきを贈りました。
この短いスピーチが終わると、みんなは手をたたきました。

(「不思議の国のアリス」のコーカスレースとマウスの話より抜粋)




 


一角獣


小川 香織

「一角獣」

紙・鉛筆
F6(410×318)

SOLD OUT



森の奥、  

白い百合に囲まれた少女は、

無垢な瞳で一角獣を見つめ、

そっとりんごを差し出す。


純潔の花びらが揺れるたび、

神聖な獣は一歩、また一歩と近づく。

 

少女の微笑みは、

まだ知らぬ誘惑の予感を宿し、

りんごの赤は、  

秘められた甘さを語る。


Kaori Ogawa







蝶々


小川 香織

「蝶々」

紙・色鉛筆・鉛筆

変形ハガキサイズ
(110×200)

SOLD OUT



甘く、深い香りに誘われて、  

蝶たちが音もなく舞い寄る。
 

彼女の髪に、  

頬に、  

瞼に、  

そっと羽を重ねて。

 

蝶たちは知っている。  

この花はもう、ただの少女ではない。  

秘められた色を湛え、  

誰かを狂おしく惹きつける 。

 

蕾が散る音はなく、  

ただ蝶たちの羽音だけが、  

彼女の変容を祝福する。


Kaori Ogawa

 

 


篠塚 はるみ   Harumi Shinozuka


東京学芸大学教育学部美術科卒
東京都で公立中学校美術科教員として勤務
建石修志先生に師事して鉛筆画を習う
建石修志先生に師事して混合技法で油彩画を習う
退職後、東京都の公立小学校で特別支援教室専門員として勤務
様々なグループ展や画廊企画展に出品
2022年10月 みうらじろうギャラリーで初個展
2023年 ニューヨークHaven Gallery の「Duality」展に出品
2024年 10月みうらじろうギャラリーで第二回目の個展開催
2025年  女性たちのシュルレアリスム-幻想に出逢えた
(ワイアートギャラリー)
6月 銀座 Artglorieux「コンポステーラ星の野原」展に出品
9月 みうらじろうギャラリー「少女たちの領域」展に出品
10月 ニューヨークHaven GalleryのBeautiful Bizarre Magazine誌
主催の国際グループ展「Reverie(夢想)」に出品
2026年  女性たちのシュルレアリスム-幻想に出逢えた
(ワイアートギャラリー)

他 グループ展出展多数

 




守られなかった約束


篠塚 はるみ

「守られなかった約束」

板にアクリル絵の具と
油絵の具の混合技法

F3号








ホワイトリリー


篠塚 はるみ

「White lily」


板にジェッソ、
アルキド樹脂絵の具と
油絵の具の混合技法

F4号

 







廃墟に昇る月
 


篠塚 はるみ

「廃墟に昇る月」


板にジェッソ、
アルキド樹脂絵の具と
油絵の具の混合技法

20×20cm







ピエロの肖像赤い薔薇


篠塚 はるみ

「ピエロの肖像〜赤い薔薇」


板にジェッソ、
アルキド樹脂絵の具と
油絵の具の混合技法

F3号







夢幻の森から


篠塚 はるみ

「夢幻の森から」


板にジェッソ、
アルキド樹脂絵の具と
油絵の具の混合技法

P4号

 


 
 


高田 美苗   Minae Takada
 

女子美術大学産業デザイン科卒

株式会社サンリオでデザイナーとして勤務の後、フリーランス

現在、宝塚大学東京メディア芸術学部非常勤講師

創作全般を北見隆氏に師事し、混合技法を建石修志氏に師事、

銅版画を浅野勝美氏に師事する

混合技法(古典技法)を用いて、

主に少女と幻想世界をモチーフに制作発表を行う



 

聖堂の天使


高田 美苗

「聖堂の天使」

ボックスアート
(ミクストメディア)

200×200×50mm

SOLD OUT

 

「廃教会の中の天使」をイメージして
ブリコラージュの技法で制作しました。

Minae Takada






テンペラ作品


高田 美苗

「フラアンジェリコの天使(模写)」

テンペラ

0号
 

2年間ほど黄金背景テンペラを習っていた時に制作したものです。
フラアンジェリコは私の好きな画家の1人で、
その天使を模写しました。


Minae Takada






審判

高田 美苗

「審判」

混合技法、レプハド

S4号


このところレプハドと混合技法を組み合わせて制作しています。

タロットと聖書の「審判」のイメージを重ね合わせて描きました。


混合技法(古典技法)とレプハド(メタルエンボッシング)
による表現は、私の目指す表現の完成形に近いものになりました。
このような表現のルーツになったのは、
大学生の頃に初めて行ったヨーロッパ旅行だと思います。
美術館というスポットライトのあたる場所ではなく、
教会という本来在るべき場所に置かれた宗教画は、
生の西洋美術を強烈に感じさせてくれました。
薄暗い聖堂の中でこそ、
その存在感を感じさせてくれるものでした。
私は、混合技法(古典技法)を用いて、
主に少女と幻想世界をモチーフに制作しています。
作品に登場する少女は、自分自身がなれなかった少女です。
少女を作品にすることで、
自分の少女時代を弔い、昇華している気がしています。
宗教的な題材を借りる形で、これらを表現しています。


Minae Takada



 

サイクロプスと少女


高田 美苗

「サイクロプスと少女」

混合技法

200×200mm
 

画集に収録されている作品の中の一枚です。

日本とイタリアにルーツを持つ少女にモデルになって貰いました。


Minae Takada









高田 美苗

「ここに、ひとつ……」

銅版画

355×215mm
ed.30/30


銅版画には「原画を見て欲しい」という気持ちから、
印刷物では出ない効果を入れるようにしてあります。

「ここに、ひとつ……」では、
枯葉がエンボスの黒で表現してあります。


Minae Takada



 


少女工房


高田 美苗

「少女工房」

油絵

M6号


少女が工房で造られている光景を描きました。
少女はほとんど完成し、
これから足枷を外して
動き出そうとしているところです。


Minae Takada




 


 

吉田然奈 Sana Yoshida

 

【個展】

2025年  flag ginza gallery(東京・銀座) 
2024年  Artglorieux gallery(東京・銀座)
2023年  すみれ画廊(東京・銀座)
画廊喫茶Zaroff(東京・初台) -15、17、18、21年
2022年 美岳画廊(東京・八丁堀)-19、22年
Shonandai gallery(東京・六本木)-15、16、17、18年
2013年  わたなべ画廊(埼玉・飯能)


【近年のグループ展】
2026年
女性たちのシュルレアリスム-幻想に出逢えた(ワイアートギャラリー)
2025年
吉田然奈  三谷拓也 二人展   画廊喫茶Zaroff(東京・初台) 
パンドラの箱(小伝馬町/みうらじろうギャラリー)-23年
The Stars〜Siriusの煌めき(GINZA SIX/Artglorieux gallery)  -22、24
涼風会展(八丁堀/美岳画廊)-18、19、20、21年
小さな作品の表現展(大阪/ワイアートギャラリー)-24年,25年
ピッコリーノ展(八丁堀/美岳画廊)-17、18、19、20、21、22、23、24
浮世絵へのオマージュ -時空を超えた美-
(GINZA SIX/Artglorieux gallery) 
2024年
鼓動ーThe beatー(GINZA SIX/Artglorieux gallery)  -21、22、23年
小さな作品の表現展(大阪/ギャラリーベルンアート)-22、23年
GINZA・ボニータ展(GINZA SIX/Artglorieux gallery)-21年
6人展 -美しき死体展-(初台/画廊喫茶Zaroff )
百美人画展(GINZA SIX/Artglorieux gallery)-21年
2023年
百花繚乱(GINZA SIX/Artglorieux gallery) 
加藤栄吾と仲間たち(飯能/わたなべ画廊)
The Stars〜Siriusの煌めき(GINZA SIX/Artglorieux gallery)  -22年
パンドラの箱(小伝馬町/みうらじろうギャラリー)
2022年
museたちの競演(GINZA SIX/Artglorieux gallery)-19、20、21年
飯田美術開廊記念展(銀座/飯田美術)-18、19、20、21年
涼風会展(八丁堀/美岳画廊)-18、19、20、21年
フィールドオブナウ展(銀座/飯田美術)-17、18、19、20、21年
二人展 -物語の化身-(初台/画廊喫茶Zaroff )
美岳画廊 創業50周年記念展(八丁堀/美岳画廊)
ART CHRISTMAS(飯能/わたなべ画廊)-16、17、18、19年

他 グループ展出展多数




 

ようか


吉田 然奈

「妖歌(ようか)」


木製パネルに綿布、油彩

SM

SOLD OUT
 

サイレーン(siren)をモチーフに描いた作品です。
海の底で静かに響く歌声のように、
甘さと妖しさを併せ持つ感情を、
揺らめく光と色彩に込めました。



Sana Yoshida

 




幽菊


吉田 然奈

「幽菊(ゆうぎく)」


木製パネルに綿布、油彩

SM
 

菊の花を擬人化した妖精を描いた作品です。
ほのかな憂いと祈るように心を鎮める感情を、
花の重なりと柔らかな光に込めました。

Sana Yoshida

 




春の精


吉田 然奈

「春の精」


木製パネルに綿布、油彩

F3
 

牡丹の花が妖精として目覚める姿を描いています。
春の訪れに芽吹く心のときめきや、
内側から広がる喜びを表現しました。


Sana Yoshida
 






煙霧


吉田 然奈

「煙霧(えんむ)」


木製パネルに綿布、油彩

F6

SOLD OUT



口元からこぼれる独り言が、
ひらがなの光となって漂います。
つぶやきにもならない感情を、
やさしくすくい上げるように描きました。



Sana Yoshida







 

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