物語の表現展 第一章
2024年7月18日(木)〜7月27日(土)
11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
日・月休廊
ワイアートギャラリー
出展作家(50音順)
浅野 信二
大竹 茂夫
小川 香織
川嶋 陽介
松本 潮里
5人の作家による新作展を開催します。
新しい物語に逢いに来てください。ご高覧をお待ちします。
「物語の表現展」開催につきまして
このタイトルでギャラリーベルンアート様で続けてこられました
企画展の本年度の開催にあたりご挨拶申しあげます。
ギャラリーベルンアートを永年経営してこられた松本代表が
2023年12月末に閉廊なさるに際し、3つの企画展
「小さな作品の表現展」
「物語の表現展 第一章」
「物語の表現展 第二章」
をお引き受けすることになりました。
松本 敦様との交流は1993年ごろより
当時大阪駅構内にありましたJR西日本経営の
JR大阪セルヴィスギャラリーにおいて
美術企画展を担当している樋口のもとに
作家様を紹介していただいたことから始まっています。
2001年より現在の場所にワイアートギャラリーを設けて以来、
ベルンアート様が企画される現代美術展を注目してきました。
ワイアートギャラリーにて
2024年3月と7月に開催いたしました展覧会
「小さな作品の表現展」「物語の表現展 第一章」は
ご出展作家様、お客様のおかげを持ちまして
大盛況のうちに、会期を終了することができました。
心より御礼申し上げます。
ひきつづき、「小さな作品の表現展」「物語の作品展」を
本年度以降も、開催してまいります。
独創性のある個性的な作家様とともに
今後とも成長してまいろうと考えています。
どうぞ今後ともご指導、ご鞭撻をいただきますよう
お願い申し上げます。
株式会社わい・アート ワイアートギャラリー
代表取締役 樋口佐代子
(予告)
物語の表現展 第二章
11:00-19:00
(最終日は17:00迄)日・月休廊
出展作家(50音順)
市川伸彦
小林宏至
佐藤T
新宅和音
Toru Nogawa
merino
(予告)
物語の表現展 第二章
11:00-19:00
(最終日は17:00迄)日・月休廊
出展作家(50音順)
市川伸彦
小林宏至
佐藤T
新宅和音
Toru Nogawa
merino
小さな作品の表現展
2025年2月21日〜3月8日
出展予定作家(50音順)
浅野信二
市川伸彦
岩本将弥
小林宏至
佐藤T
新宅和音
高根沢晋也
成田朱希
やちだけい
吉田然奈
物語の表現展 第一章
2025年7月4日〜7月19日
物語の表現展 第二章
2025年8月22日〜9月6日
出展作品
浅野 信二
Shinji Asano
1966年横浜に生まれる
1975年より黒木邦彦氏に師事
デッサンや油彩画など絵画技術の最初の手解きを受ける
1986年よりWienermalschuleにて油彩とテンペラによる
混合技法を坂下広吉,Mareile Onodera両氏に学ぶ
1991年多摩美術大学卒業
以後日本、ヨーロッパ等 内外のギャラリーで発表を続ける
「Dies irae」
カンバス・油彩
333x242mm(F4号)
2024年
SOLD OUT
「NO DOGS ALLOWED」
カンバス・油彩
227x158mm(SM)
2024年
SOLD OUT
大竹 茂夫
Ootake Shigeo
1955年 神戸に生まれる
1979年 京都市立芸術大学美術学部卒業
1981年 同校美術専攻科修了。
1982年の初個展(東京、青木画廊)以後現在まで、
多数の個展やグループ展で作品を発表し続けている。
キノコや昆虫などの形態や生態から発想を得た、
ちょっと不思議な世界を描く。
現実の中に見え隠れする異世界。
日常の生活の中に紛れ込んでいる異界の住人。
何時の間にか変貌してしまったこの世界。
そのような現実とも幻ともつかない、
双方の境界辺りのあやふやな世界を描いていきたい。
「剣の6」(クチキムシツブタケ)
パネルにテンペラ、油彩
サムホール
2024年
SOLD OUT
「ネコヤドリタケの収穫」
パネルにテンペラ、油彩
0号
2024年
SOLD OUT
「虫を祓う聖フランシスコ」
パネルにテンペラ、油彩
F4
2024年
SOLD OUT
小川 香織
Kaori Ogawa
埼玉県に生まれる
2001年
東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻入学
2005年
国立国語研究所卒業制作買い取り
東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2007年
東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻(油画)修了
2008年
個展 小川香織展(gallery nike)
2012年
個展 小川香織展 - 森、秘密、そして少女達 -(ぎゃらりー遊)
2014年
個展 - 少女譚 -(ギャラリーアートもりもと)
2016年
個展- 少女幻影 -(ギャラリーアートもりもと)
2018年
個展 - Alice -(ギャラリーアートもりもと)
2021年
個展 - Utopia -(ギャラリーアートもりもと)
2023年
個展 - 夢うつつの物語 -(美晴花ギャラリア・ドス)
グループ展多数
(ギャラリー枝香庵 ギャラリーアートもりもと
スパンアートギャラリーギャラリーベルンアート
みうらじろうギャラリー 他)
「深い深い兎の穴 」
パネルに紙・色鉛筆・鉛筆・アクリル絵の具
606×500mm(F12)
2024年
SOLD OUT
「瑞鳥」
紙・鉛筆
242×333mm(F4)
2024年
SOLD OUT
女から女性へと移ろう子女と、
蝶々が鳥籠から外へ放たれる様子を描いています。
後ろに描かれた髑髏は、死の象徴です。
この世に生まれた少女はいつかは歳をとり、
死ぬという現実の中で、
少女は瑞鳥
(おめでたいことが起こる前兆とされる鳥→希望)
になったイメージです。
蝶々(少女)が鳥籠から出ていくのも、
少女の成長、自由や希望を表しています。
(小川 香織)
「EasterーHollandー」
紙・鉛筆・コーヒー
140×100mm
2024年
イースター(復活祭)をイメージして描きました。
タイトルのHollandはホーランドロップ
(耳が垂れたうさぎ)から付けました。
(小川 香織)
川嶋 陽介
Yousuke Kawashima
1978年
埼玉県に生まれる
2000年
東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻
2004年
東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2005年
現代作家精鋭展 川嶋陽介個展(洋協アートホール/銀座)
川嶋陽介展 (ギャラリー52/飯田橋)
2006年
川嶋陽介個展(銀座スルガ台画廊/銀座)
2007年
川嶋陽介・山本大貴展(ギャラリーnike'/銀座)
2011年
川嶋陽介展「物語のはじまり(ギャラリーアートもりもと/銀座)
2013年
川嶋陽介 個展「Historia(ギャラリーアートもりもと/銀座)
2014年
川嶋陽介 個展「匿名の物語(新生堂/青山)
2016年
川嶋陽介 個展「物語る絵画(ギャラリーアートもりもと/銀座)
2017年
川嶋陽介 個展「古くて新しい物語(新生堂/青山)
2019年
川嶋陽介展「ふちのない鏡」(ギャラリーアートもりもと/銀座)
2020年
川嶋陽介・辛文遊二人展(ギャラリーアートもりもと/銀座)
2021年
川嶋陽介展ー月齢ー(新生堂/青山)
2022年
川嶋陽介展 -紙の仕事を中心に-(ギャラリーアートもりもと/銀座)
2023年
川嶋陽介展ー幻想彷徨ー(新生堂/青山)
他、グループ展多数
「呼ぶ声はいつでも」
パネル・石膏地/油絵具
318×410mm (F6号)
2024年
SOLD OUT
怪異は聴覚から始まる。
所謂「見える人」というのは
まず聞こえる事から始まる事が多いらしい。
不思議な音が聞こえる。
いない人の声が聞こえる…などなど。
また、ヨーロッパでは「悪魔は左耳から囁く」と
まことしやかに語られている。
右耳に聞こえる言葉は貴方を導く声。
左耳に聞こえる言葉は貴方を破滅に誘う声らしい。
貴方を呼ぶ声がいつも救いの道とは限らない。
魔の囁きかもしれない。
左耳から何か聞こえたときは、用心して下さい。
(川嶋 陽介)
「継ぎ」
パネル・石膏地/油絵具・金箔
333×333mm (S4号)
2024年
金継ぎは陶磁器の破損部分を漆を用いて修繕する技法であり、
古来から行われる日本の伝統工芸の一つです。
安土桃山時代の茶人千利休により、その知見を広められました。
豪華絢爛より侘び寂び、作為的な物より
不完全な物の中に美を見出す思想では、
金継ぎにて修繕された陶磁器は、
黄泉の国より蘇った物として特別な評価を与えられたとされます。
負った傷を無かった事にするのではなく、
美しく見せる事で新しい価値に昇華させるのは
とても面白く感じました。
反面、近年では、エコロジー、SDGsの観点から
日本の文化・思想の一つとして、海外を中心に高く注目され、
その流れを組んだビジネス化がみられ、
簡易金継ぎが盛んに行われています。
特に修復の必要が無いものを金継ぎの為に
わざわざ壊す事もあるらしく、
歪んだ文化の悍ましさを感じます。
(川嶋 陽介)
「月百姿」
パネル・石膏地/油絵具
410×242mm (M6号)
2024年
SOLD OUT
月百姿は明治の画家月岡芳年が
1885〜1892年の8年をかけて制作した浮世絵の連作。
月をテーマに幅広い画題と多彩な画風を駆使して描かれた
全100点揃物の大判錦絵です。
月という幻想的な存在と人々の関わりを
実在・架空を問わず様々な物語、伝説、風景の中に描きました。
この絵に月は描かれていませんが、
雲の切れ間より現れた奇しくも美しい月の姿を人に見立て、
そこからイメージする妖の物語を描きました。
(川嶋 陽介)
松本 潮里
Shiori Matsumoto
1973年 香川県生まれ
嵯峨美術短期大学美術学科絵画専攻科修了
近年の個展
2018年
「松本潮里画集 迷想園」出版記念展(東京・みうらじろうギャラリー)
2021年
「松本潮里展」(東京・みうらじろうギャラリー)
2023年
「Sleepless Night」(ニューヨーク・Haven Gallery)
他、グループ展多数
「クローゼット」
キャンバス、アクリル、油彩
22.0×27.3cm(F3)
2024年
SOLD OUT
「幕間」(まくあい)
円形パネル、アクリル、油彩
φ22.7cm
額外寸 33.8cm×33.8cm×5.4cm
2024年
SOLD OUT
舞台の一つの場面が終わって次の場面が始まるまでの、
幕が引かれているその間にも別の物語が存在しています。
(松本 潮里)
「Sweet Stars」
円形パネル、アクリル、油彩
φ18.0cm
額外寸 28.6cm×28.6cm×4.5cm
2024年
金平糖を描いているつもりでしたが、
グミやキャンディーのようにも見えるので、
このようなタイトルになりました。
甘いお菓子の誘惑に溺れてゆく少女を、
可愛らしくシュールなイメージで表現してみました。
(松本 潮里)
ARTISTS
- アルフォンス・イノウエ
- 浅野 信二
- 青山 幸代
- 市川 伸彦
- 伊藤 尚子
- 伊豫田 晃一
- 岩本 将弥
- オーガベン
- 大森 弘之
- 大亦 みゆき
- 小川 香織
- 可南
- 亀井 三千代
- 川嶋 陽介
- 久保 貴之
- 桑原 聖美
- 小池 結衣
- 小泉 孝司
- 小林 宏至
- 駒井 哲郎
- 近藤 幸
- 齋藤 修
- 齋藤 僚太
- 坂上 アキ子
- さかの 依
- 櫻井 萌香
- 佐藤 賀奈子
- 佐藤 妙子
- 佐藤 T
- 重藤 裕子
- 下山 明花
- 謝敷 ゆうり
- 庄 漫
- 白野 有
- 真条 彩華
- 新宅 和音
- 多賀 新
- 高田 美苗
- 高橋 亜弓
- 鷹塀 三奈
- 高根沢 晋也
- 高松 潤一郎
- 高松 ヨク
- 田中 靜
- 寺澤 智恵子
- Toru Nogawa
- 富樫 尚美
- 豊田 泰弘
- 豊永 侑希
- 中嶋 清八
- 長野 順子
- 成田 朱希
- 二階 武宏
- 沼尾 雅代
- 西村 沙由里
- 野嶋 革
- 林 千絵
- 林 由紀子
- 坂東 壯一
- 平野 有花
- 平林 孝央
- 藤田 有紀
- 藤原 舞子
- 船本 清司
- フランツ・フォン・バイロス
- 本荘 正彦
- 松島 智里
- 松本 潮里
- 三塩 佳晴
- 三谷 拓也
- 三田村直美
- 宮崎 敬介
- 務川めぐみ
- 村川荘兵衛
- merino
- 安元 亮祐
- やちだけい
- 山田 喜代春
- 吉田 然奈
- 若月 公平
- 若月 陽子
- 渡邊 加奈子
- 渡邉 幹夫
- 渡辺 裕司
- Books
グループから探す
- 幻獣と巨木 齋藤僚太・西村沙由里 展 2024.10.30(水)〜11.9(土)
- 木口木版による 林千絵の小さな文学館 2024年10月5日(土)〜10月26日(土)
- 林千絵の木口木版画「よみせの情景」
- 夢と現 崇拝する女性像を描くふたり 青山 幸代 ・ 三谷 拓也 展 2024.9.4(水)〜9.14(土)
- 永遠日 eterniday said cornell 高松ヨク展
- 透きとおる 7 高橋 亜弓 個展 2024年6月20日(木)〜6月29日(土)
- Twilight 伊豫田 晃一 豊永 侑希 ふたり展
- 花の精霊たちへ 長野順子 銅版画展 2024年5月8日(水)〜5月18日(土)
- ーやすらぎー 銅版画とパステル画 小池 結衣 個展 2024年4月3日(水)〜4月13日(土)
- 猫と動物たちの”うふふ”なくらし 寺澤智恵子 銅版画展
- 春の女神展 2024
- 宇宙の原形、人体のうちとそとを描く 亀井 三千代 展 2023年12月8日(金)-12月21日(木)
- 林 由紀子 銅版画手彩色 作家オリジナル コラージュ ヴィンテージ額入作品
- 銅版画
- 木版画
- 木口木版画
- メゾチント
- 書籍
- 小池結衣 ブエノスアイレスのマリア シリーズ
- 豊田泰弘 油彩作品
- 多賀新 魚シリーズ