高松ヨク 作品『scenery 遠くの景色』

308,000円(内税)

高松ヨク 作品
『scenery 遠くの景色』

サイズ:30×45cm
額外寸:42×57cm

2002-2003作
Acrylic, Color ink on board

(作品のお届けは展覧会会期終了後 1週間程度お時間をいただきます。)

シュルレアリスト
見える世界から想像の世界へ
高松 ヨク展 出品作品

2021年 8月6日(金)〜8月14日(土)
11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
8/8日曜日・8/9月曜日 休廊

画家・高松ヨクさんは終末医療を拒否した短い入院で2017年6月22日に急逝されました。71歳でした。高松さんは画学生時代、エルンストやコーネルなどのシュルレアリスムの作家の作品に出会って影響をうけ、意識の介在から解き放たれた夢の中からこそ本当の「現実」が出現することに確信を持ち描いて来ました。理性に支配された現実ではなく、現実に基づいた幻想を描くこと。
これを現す為に自分自身の独自な表現を見つけるのに多大な時間を費やしました。
不条理な世界、事物のありえない組み合わせなどをあくまでも具象的に描くためにアクリル絵具を使って古典油彩技法やダヴィンチが用いたスフマート技法(イタリア語: Sfumato)などを研究しました。透明な色彩を薄く重ねる技法で、深く透明感のある表現をしてきました。
2010年に制作の拠点を東京から京都に移し、面相筆による超絶技法ともいえる精緻な描写による美しい画面を作り上げてきました。今回は幻想の果てにある願望を解き放った作品を特集、展示します。ご高覧ください。(19点を出展)


高松 ヨク/ Yoku Takamatsu
 
1945年北海道旭川生まれ、
2017年 京都にて逝去
アクリル水性顔料の画材 
Dr.Ph.Martin’s Pigment に未知の可能性を求め、
リキテックス等、他の画材と併用しながら細密絵画の創作に至る。
1967年 桑沢デザイン研究所卒 デザイン科助手など
1973年 広告会社勤務の後フリーデザイナー
1997年〜2020年 美蕾樹 個展[東京]、椿画廊 個展[東京]、
ギャラリー オル・テール 個展[東京]、歩歩琳堂 個展[神戸]、
ワイアートギャラリー 個展[大阪]、伊豫田 晃一 高松 ヨク 二人展
ワイアートギャラリー[大阪]、みうらじろうギャラリー 個展[東京]   
アスタルテ書房 「京都」、他グループ展多数[海外展を含む]

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