小池結衣 銅版画作品
『Bandoneón』*シート
イメージサイズ:205×125mm
用紙サイズ : 312×223mm
2014年制作、メゾチント
エディション:20(お送りするエディションはおまかせ願います。)
*作品シートのみの価格です。
小池結衣 メゾチント展
2022.3.18(金)〜3.29(火)
11:00−19:00(最終日は17:00)
日・月休廊
白色から灰色の諧調がビロードのような黒を耀かせる静寂の光の世界。 黒い画面を白く抜くメゾチントは光を描いていることだと作家は考えている。 闇を切り開いて心のうちを表現する小池さんのメゾチント作品に こころを掴まれる。
小池 結衣 / Yui Koike
京都府京都市生まれ
京都市立銅駝美術工芸高等学校日本画科卒業
1998年 油彩画をはじめる
2008年 銅版画をはじめる
神戸、京都、大阪、東京で個展やグループ展を多数開催
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小池結衣 銅版画シリーズ11作品
「ブエノスアイレスのマリア」
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運命にあらがう激しいタンゴ
ミロンガと運命と真実
往生際の悪い低音を奏でる太い弦が
おまえを泣くでもなく、おまえを愛するでもなく
おまえの孤独のなかで歌っていた
タンゴの鬼才・革命児と云われたピアソラの
最高傑作と云われるタンゴ オペリータ作品
軍事クーデターとテロが横行した60年代のアルゼンチンの首都
ブエノスアイレスの奥深い場末から生まれた旋律と苦しみと喜びの詩
「ブエノスアイレスのマリア」
作曲
アストル・ピアソラ
詩人作詞家
オラシオ・フェレール
小池結衣は銅版画の緻密なメゾチント技法による黒の諧調のみでマリアの心のうちを表現する。