亀井 三千代 作品
『sky』*額装品
サイズ:45.5×45.5cm(S8)
技 法:墨、岩絵の具、膠、和紙
制作年:2021年
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宇宙の原形、人体のうちとそとを描く
亀井 三千代 展 出展作品
2023年12月8日(金)-12月21日(木)
11:00-19:00
日・月休廊
最終日は17:00まで
宇宙の原形、人体のうちとそとを描く
身体は私自身でありながら自然界の一部でもある、この両義的な身体への興味から解剖学を学びました。解剖学では、全ての生物の身体は同じ起源を持ち、同じ天体の回転リズムに何億年も共振しながら、共に進化してきたことを学びました。こうしたミクロコスモスとマクロコスモスの共振の軌跡は、人体のみならず小さな花の構造にさえも「宇宙の原形イメージ」として刻印されているのではないでしょうか。この展覧会では「宇宙の原形イメージ」をベースに解剖図(死)と春画(性・生)、さらに植物の形も取り入れ、命の循環と均衡を願う私なりの身体曼荼羅図を模索しました。命のさまざまな謎は、描かれることによって顕在化し、見る人にはその儚さよりも命の永遠を感じて欲しいと願っています。 亀井三千代
亀井 三千代(かめい みちよ)
<略歴>
神奈川県 在住 1966年 東京生まれ
慶應義塾大学文学部哲学科卒業
東京医科歯科大学臨床解剖学講座専攻生
2005 第31回从展(東京都美術館 以降毎年)
2007 第26回損保ジャパン美術財団選抜奨励展 (SOMPO美術館 東京 ’11も)
2008 『胸部の地図帳』佐藤達夫著・講談社 解剖イラスト約300点を担当
2012 座の会(O美術館 東京 以降毎年) Art colours vol.1 春色の墨(パークホテル東京 ‘13も)
2015 日本水墨画大賞展2015・準大賞受賞(大阪)
2016『アナムネシスの光芒へ』相馬俊樹著・芸術新聞社 P.20-31掲載
2017「ブレイク前夜#65」BS フジ/You Tube
2018 Exposition d’oeuvres(Galerie Andre & Léon フランス‘19も)
2020 個展「カルマフリー」(羽黒洞木村東介 東京 ’09,’11,‘17も)
2021 肉体と魂 共生のリズム 亀井 三千代 謝敷 ゆうり展(ワイアートギャラリー)
2022 第45回人人 展、第11回座の会 展『座2022』
個展 フランス・パリ Galerie SATELLIT
個展 「いのちを繋ぐ 生と性と死」(ワイアートギャラリー)
2023 第46回人人 展、第12回座の会 展『座2023』「異彩の王道」不忍画廊 (東京)
個展「宇宙の原形、人体のうちとそとを描く」(ワイアートギャラリー)
その他 展覧会多数
論文または著書など
「解剖図と春画−身体風景を求めて−」、『詩と思想』9月号 ”特集ジェンダー”(土曜美術社出版販売)
<かたち>として解剖画を描く―三木成夫『生命形態の自然誌』とともに、『形の文化研究』vol.16、P.13-22、形の文化会、2022年