メゾチントの美
渡邉 幹夫 銅版画作品



深い闇から浮かび上がる
繊細で神秘的な、女性の馥郁たる身体。
自然な佇まいの女性美を再現するため、
銅版画の技法のなかでも根気のいる銅板への細かい目たてと、
極度の集中力と時間を必要とする研ぎだしで描画を行う
メゾチント技法でこれらの作品は創作されている。
渡邉幹夫はメゾチントでは誰もやった事の無い
女性の身体を暗闇の中から浮かび上がらせる作品を
1983年より発表を始めた。

渡邉幹夫はカタログレゾネ集1あとがきにこう述べている。
「漆黒の闇の中から人間の形を浮かび上がらせ、
光を与えて行く、
その何かが生まれて行く過程の中で、
何とか人体の一歩奥深いところにある宇宙を感じたいと、
努力しています」と。 




渡邉 幹夫 Mikio  Watanabe

1954年 横浜生まれ
1977年 武蔵野美術短期大学卒業
23歳でシベリア鉄道でパリに入り、現在もフランス ブルターニュに在住。
1979年 - 1981年 パリの「アトリエ17」でS.W.ヘイターに 銅版画技法を学ぶ。 
1981年よりマニエール?ノワール(メゾチント)技法で作品を発表。

パリ、東京、大阪、神戸、ニューヨーク、スペイン、イギリス、スイスなど、
ヨーロッパ各地等で展覧会を開催している。

受賞歴多数、パブリックコレクション多数

カタログレゾネ集 1(1981-1998)及びカタログレゾネ集 2(1998-2005)が出版されている

渡邉 幹夫

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